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2009年07月18日

カサス

大橋純子の Wikipedia を見ていたら、いつの間にかそれが『火曜サスペンス劇場』につながり、Youtube で岩崎宏美の「カサス」のテーマを初代〜5代目まで、しっかりと鑑賞する衝動に駆られてしまった。

火サス主題歌
初代:岩崎宏美「聖母たちのララバイ」(1981年9月29日 - 1983年4月26日)
2代目:岩崎宏美「家路」(1983年5月3日 - 1984年6月26日)
3代目:岩崎宏美「橋」(1984年7月3日 - 1985年6月25日)
4代目:岩崎宏美「25時の愛の歌」(1985年7月2日 - 1986年9月30日)
5代目:岩崎宏美「夜のてのひら」(1986年10月7日 - 1987年11月24日)

ただ、自分にとっての「火サス」のテーマソングは、この後の6代目主題歌、杉山清貴「風のLONELY WAY」だったりする。



http://www.youtube.com/watch?v=LBqNfvQZdCM

自分にとっての杉山清貴は、オメガトライブではなく、「風のLONELY WAY」、そして、「火サス」である。よく覚えてはいないが、たぶん、入院中だったのではあるまいか。「風のLONELY WAY」を、初めて聞いたのは。

入院の退屈を紛らわせるために、親が買ってくれた、小さなアンテナ付きテレビ。「風のLONELY WAY」に惹かれ、退院後も自分は、火曜日になると、必ず「風のLONELY WAY」を聞くために、「火サス」を観た。

そこでは総じて愚かな人間が、愚かな行為を重ねていく様が、毎週執拗に演出され、描写されていた。ほの白く青い光に包まれた夜の中で、毎晩のように肩を怒らせてじっと空中を見つめている馬鹿馬鹿しさを、自分は、それに投射した。

だからいまだに、自分にとっての夜はまるで火サスのようなもので、眠ることの快楽をあまり知らない私は、時々馬鹿馬鹿しくも、「火サス」を見ていた頃の感覚で、その居心地の悪さを、取り戻したくなってしまうのだ。
posted by 成瀬隆範 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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