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2009年04月06日

生き残ってきた波の数

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中野で音楽/映像資料を探していると、映画『波の数だけ抱きしめて』のサントラを安く入手することが出来た。

自分は、この頃は高校生。ホイチョイ・プロダクションズの一連の作品は、題名だけ覚えている、という感じである。当時のバブル末期の時代の流れは、ただ傍観者として接しているうちに、「バブル崩壊」という言葉のみが強烈な印象を残し、時代は停滞の時代へと突入してしまったわけだ。

映画『波の数だけ抱きしめて』は、湘南ミニFM局の運営をめぐっての 1982年当時の若者の青春を描いた映画。このアルバムは同映画のサウンド・トラックで、映画内の架空のFM曲で流された曲が収録されている。

波の数だけ抱きしめて』は、時代を反映したような明るく切なく恥ずかしい作風の映画であり、選曲も当時お洒落だったAORである。だから、バブル崩壊とともに、その映画の良さを理解する感性も、急速に時代の主流からも外れていってしまったように思う。

しかし、間違いなくあの頃は明るかった。多くの人が実体のないものを信じ、その上面を流れるように軽く滑って行ってしまったのに対し、ホイチョイ・プロダクションズは、その根底にあるものをしっかりと見据え、『気まぐれコンセプト(漫画、1981年〜)』『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー AVANTI(ラジオ番組、1992年〜)』など、長寿作品や、近年では『メッセンジャー [DVD](映画)』『バブルへGO!!(映画)』などのヒット作品も制作することが出来ているのだと思う。


>>Album Information
posted by 成瀬隆範 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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