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2009年03月25日

ジョバンニのミストーン



昨日は高校時代からの友人の誘いで、Giovanni Mirabassi のトリオの演奏を聴きにいってきました。

ずいぶん前にその友人からソロアルバム "Avanti!" を貸してもらったことがあるけれど、その音源を入れておいたはずの itunes のデータが数ヶ月前に全て飛んでしまい(1万曲分のデータがおじゃんになりました)、すっかりどんな人だか忘れたままで、行くことになりました。

Giovanni Mirabassi (p)
ジョバンニ・ミラバッシ(ピアノ)
Gianluca Renzi (b)
ジャンルカ・レンジ(ベース)
Leon Parker (ds)
レオン・パーカー(ドラムス)

出だしはピアノソロで開始。もちろんプロですから、そつなく質の高い演奏をこなします。しかし、演奏の質が高いからこそほんの数秒の些細なミスが目立ってしまい、それがいくつか重なってしまっていたように思います。

開始当初なんとなく違和感のあるトーンがいくつもあって、何となく「様子を見計らっている」雰囲気。ちょっと不安になりましたが、そのままうまく流れを見つけることが出来たようです。ちなみに、どうやら友人はどちらかというと "Avanti!" イメージのピアノソロを求めて行った様子。ソロ中の肝心なところでミストーンしたり(後述)、ベースソロ中になぜか自己主張を始めたり(後述)、アンコールの "Autumn Leaves" の演奏のイントロがわざとらし過ぎて個人的にはあまり好感が持てなかったり(日本人へのサービスのつもりで意図的にやったように思いますが、自分にとっては Too Much です)と、演奏の質が高い分だけ目立つマイナス面が存在していました。

アップライトエレキベースの Gianluca Renzi は、終始落ち着いた様子で、そつなく安定した演奏。ただ、トリオで演奏中、Giovanni Mirabassi がソロ部分で本来「弾きたかったはずのフレーズ」の最後の1音を(恐らくは)半音高く弾いてしまったのを聞いて思わず吹き出していたり(三者ノリノリでテンションが上がっていたところだったので無理もなし。きちんとそのフレーズが決まっていれば、とてもかっこ良かったはず…)、アンコールの演奏ではせっかくの Gianluca Renzi のアルコ(弓)を使用したソロ演奏中になぜか Giovanni Mirabassi が自己主張した演奏を始めてしまい、「お前、ソロやりたいのか?お?お?」とばかりにアルコで Giovanni Mirabassi を指してジョーク気味に挑発するなど、時々お茶目な行動もとっていました。

一番楽しそうに演奏していたのは、ドラムの Leon Parker なのではないかと思います。Giovanni Mirabassi は多少調子が良くなかったように思えたものの基本的には正攻法でそつのない演奏、ベースの Gianluca Renzi も安定志向と、ピアノとベースが割と安定した土台を築いている分、Leon Parker がその土台の上で自分の思うまま、自由なドラミングをしていたように感じました。少々トリッキー過ぎるのと、その演奏の自由さ(あるいは無邪気さ)がピアノトリオとしてのハーモニーという意味で少々邪魔に思える部分もあったように感じてしまったのが残念ですが。ただ、ベースとのフォーバースの時に、ベースソロでの微妙な音程の変化を受けて、スティックの柄でタムの表面を強く押すことでその音程の変化をそのままドラムで再現したインタープレイを実現していたのには、素直に感心してしまいました(Gianluca Renzi もどうやら感心した様子でした)。今までにそのような奏法は体験したことがありません。

私はあまりライブやコンサートには行かないタチですが(費用対効果がマイナスになることが多いから)、たまに行くと、何らかの刺激になるのは事実です。 Giovanni Mirabassi 目当てに行ったのではないからこそ、Giovanni Mirabassi の演奏にあまり好感が持てなかった部分があったとはいえ、質の高い演奏をそれなりに楽しんで聴けたように思います。
posted by 成瀬隆範 at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

古き良きジャック



特に狙ったわけではないのだが、久しぶりに買ったCDの何枚かが New Jack Swing ものばかりだった。

その中の1枚、Gary Brown "Rhythm or Romance
"。

私が New Jack Swing でよく聞いていたのは、Johnny GIll。ちょうど「あの」"My, My, My" の頃に、J-wave で超ロングヒットしていたのは、中学生の頃。

New Edition のVHSビデオ "Past & Present では Johnny GIll の圧倒的な熱唱が聴ける。New Jack Swing は、今聴くと懐かしさが先に立ってしまい、時代の急速な流れを意識してしまう。ただ、この頃の「ざっくりとした」音使い、そしてPVや衣装などのデザインワークは、けっこう自分のルーツになっているように感じるのである。

>>Album Information
posted by 成瀬隆範 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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