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2005年02月28日

空白

 今日は、仕事場でずっと仕事場のウェブサイトを構築していた。自分の望むべき水準は満たせるものが一応はできたので、まあ、よしとしたいところだ。よしとしたいところなのだが、何かが普段と違う。よくわからないけれど、仕事をした気がしない。達成感が感じられない。自分が今日一日何をしていたか思い出すことはできても、それに意義を見いだすことができない。いったい、なぜなんだろう。

 昨年の今頃は、仕事場を辞めようと本気で思っていた。もう自分でできることはなくなってしまったように感じたし、何よりも掛け持ちのバイト先が悪かった。「機関車」個別指導塾で働くことによって、私は講師という職業の空しさをいやというほど味わったのだ。

 どこまでも先の見えない、まっすぐな道を歩いて行くのが好きな私は、自分のやるべきことが、進むべき道が見えなくなってしまった講師という職業自体に疑問を持った。これ以上進むことができないのなら、それは自分がいるべき場所ではないと思った。自分が満たされないと思ったのだ。

 たぶんアーティストなどというものは、みんな何かで空白を埋めようとしている人たちばかりだ。私はアーティストと呼ばれるような人間ではないのかもしれないが、それでもアーティストに囲まれて生活してゆくのがこんなにも快適なのは、私が空白を埋めようとしているからだということは、今ではちゃんとわかっている。しかし昨年の今頃は、講師をやっていては自分の進むべき道もなく、満たされることもなく、閉塞感に押しつぶされそうになったままさらに1年間を過ごすことの苦痛ばかりを考えていたのだ。

 結局私は現在の仕事場にそのまま残った。それはもちろん、考えていたような閉塞感を打ち破る手段を手に入れたからに他ならない。それは、ウェブサイト作成である。別に交換条件というほどのものでもないが、私は慰留されたときに、全く同じ状態での勤務をするのでは到底やっていられないと思い、試みにウェブサイト作成を任せてくれないか、と持ちかけてみた。ウェブサイト作成にはあらゆる要素が詰まっているから、もしそれを任せてくれるのなら、私は閉塞感から少しでも解放されるだろうと思ったのだ。

 結局私はウェブサイト作成を任され、1年近くずっとウェブサイトを構築してきた。私の思った通り、様々な要素の詰まったウェブサイト構築という仕事をこなすことによって、私はまた仕事場で満たされるようになってきたのである。もちろん、ウェブサイト作成だけではなく、授業をやることが楽しいと、また思えるようになってきたことも大きい(「機関車」個別指導塾を辞めたことが、一番の理由である。あそこは関東圏ではかなり羽振りのいい会社だが、本当にひどかった。噂に違わず。)。

 しかし、今の時期は私大受験もほとんどすべてが終了し、私は授業をやる機会などあるはずもない。だから、私は仕方なく、仕事場のウェブサイト作成だけをずっとやることになる。ずっとコンピューターに向かって、キーボードを叩き続ける。それでも、なぜだかはわからないが、いつものような充実感が全くないのだ。明らかにウェブサイトは良い方向に向かっている。デザインも、サイト構成も、今までに比べたら、格段に良くなっている。ウェブサイト構築は充実感を得られるはずだからこそ自分からアピールして引き受けたにもかかわらず、それでもいつものような、いつも仕事場から帰る時のように、疲れてはいるけれど明日のことを考えて生活してゆくことができないのだ。

 そして、やっと気づいた。私の空白は、音で満たされるべきだということに。授業がなくなってしまった今、いくらコンピューターのキーボードを叩いたところで、私の空白は音では満たされないんだ。ただそれは、データで満たされてゆくだけなんだ。私は授業をやることで、ずっと自分の声で、音で空白を満たしていたんだ。私が空白を満たすべきなのは、生徒たちがやっているように、色や形じゃない。自分で発した音で空白を満たすことでしか、私は明日のことを考えられるようにはならないんだと、やっと気づいた。

 ウェブサイトを作っていても、メールを書いていても、記事を書いていても、それは音ではないから、決して満たされはしない。文字は空気のふるえではない。文字や色や形を見せてくれる光は科学的には確かに震えているのかもしれないが、それは私の欲しているふるえではない。のどをふるわせ、声をふるわせ、空気をふるわせ、それで空白を埋めていたい。今はそれができない。だから最近、次から次へと CD を買って音で空白を満たそうとしてみている。それでもそれは他人の作り出した音によって空白を満たそうとしているだけで、それは自分の作り出した音じゃないから、どこか遠いところで何かをやっているようにしか、感じない。

 …授業がやりたい。それがダメなら、歌でもいい。楽器でもいい。とにかく、自分で音を出してゆかなければ、私はこのままダメになってしまう。今日、それがよくわかった。私は、音の世界の住人でいたいんだ。
posted by 成瀬隆範 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Good's アドテック mpio 追加

Goods

 アドテックの MP3 オーディオプレーヤー mpio を追加しました。

ADTEC
posted by 成瀬隆範 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャズスタンダード "(Back Home Again In) Indiana" 追加

Smoke Stings Studio

 ジャズスタンダード "(Back Home Again In) Indiana" を追加しました。また、ジャズスタンダード/ブルースのインデックスページに英訳へのリンクを追加しました。英訳自体はかなり前から掲載されていたのですが、各ページ右上の "into English" が英訳ページへのリンクだと気づきにくいだろう、ということで。
posted by 成瀬隆範 at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

トラックバックスパム

 いい加減にしろ、と言いたい。先に書いた記事「トラックバックスパムと見なす」に対して iPod の販売宣伝目的でのトラックバックスパムがついた。シャレのつもりか?ちなみにその他に、AU の携帯電話 PENCK を扱った記事に対してもトラックバックスパムがついた。先ほど、速攻で削除した。

 ブログランキングのトラックバックスパムはもう時代遅れということなのか、一見まともにブログ記事を掲載している風体の、人気商品紹介サイトを立ち上げてのアフィリエイト目的のブログのトラックバックスパムを特定の業者/あるいは個人が送り続けているようだ。アダルトサイトの運営や検索スパムのパターンと同じである。いたちごっこだ。トラックバック先は本文のどこを見ても当サイトへのリンクは張っていないし、当サイトの記事内容を取り上げてもいない。また、とってつけたような(インターネット上を検索すればいくらでも情報が手に入れられる程度の)お粗末なレビューが一応、書かれている。

 いずれにせよ、ブログランキングの時よりはましになったが、やはりこれはトラックバックスパムである。まあ、こんなことを書いても、スパム送信先は決して記事など読んでいないので、トラックバックスパムはしばらくは止まないのであろうが。
posted by 成瀬隆範 at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ときどきあるのだが

(自分自身に関する記録です。理解できなければ、読み飛ばした方が良いでしょう)

 形の無いものが、時間と空間を超えて伝わってゆくことができるとするならば、それが心の中に直接入り込んでくることが、果たしてあるのだろうか。あるいはただ単に、形のないものがいきなり生まれ出ることがあるのだろうか。

 卒業論文を書いているときに、私は「共感」という概念をな学んだのだが(辞書の言葉通りに解釈するのではなく、リンク先を参照してください)、それ以来、実に色々なものが見えるようになってきた。

 リンク先の文章は主に形のあるものに関する「共感」の事例なのだが、現在の私は形のない、見えないものの「共感」についても大いに興味を持っている。以前にアップした記事「一つの区切り」などで書かれているのは、そのような、時間と空間を超えてゆく「形のないものに対する共感」を別の側面で取り扱ったものなのだ。

 本質なのか、思念なのか、感情なのか、霊と呼ばれるような存在なのか、よくはわからないが、先ほど心を通り抜けていったものの説明が、どうもうまくつかないのだ。がたがた震えだしてしまうほどの、悪寒とも言うべきあの形のないものは。実際、先ほどまで私は頭を抱えて震えていたのだ。今までにないくらい、ひどく、そして長く、疲れてしまうほどに震えてしまっていたのだ。この文を書いている今ではもうほとんど治まってしまって余韻が不安を残している状態なので、ただ単純に風邪を引いたとか、そういうことではないと思われる。

 ときどきあるような、自分に電話がかかってくることがわかってしまう時のような、そういうわけのわからない感覚のようなもの。ただし今回は、あまりにもひどすぎた。こんなのは、初めてだ。
posted by 成瀬隆範 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月26日

アートブックリスト 東京芸術大学出版物 追加

アート書籍リスト

 アートブックリストに東京芸術大学出版物を追加しました。今日は武蔵野美術大学前期発表の日です。これで来年の動向が確定してしまう生徒もいるはずです。あぁ。
posted by 成瀬隆範 at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月25日

言葉は仲良くしてくれない

 今日は、多摩美術大学の合格発表の日だった。私はいつも、この合格発表の日がつらくてたまらない。

 仕事場に行くと、既に色々な思念が渦巻いているような気がする。受かる生徒もいれば、落ちる生徒もいる。補欠に引っかかって心を乱されている生徒もいる。そんないろんな思念がまるで渦巻いているようで、私の心はかき乱される。この時期は私立美大の受験がほとんど終了し、生徒はあまり来ておらずがらんとしているはずなのに、その空っぽの空間に、その空気に、ものすごく色々なものが渦巻いて、私はその空気に押しつぶされそうになるのだ。

 仕方なく私は、コンピューターに向かって仕事をやり続ける。しかし、体はコンピューターに向かっているものの、心がなぜか切り離されて、その渦巻いているものの中でめちゃくちゃに流されてしまう。私の心はどこか遠くのところで誰かのために悲しんでいたり、喜んでいたり、悩んでいたりする。そして私は、そんなときにいつだって言葉を失ってしまうのだ。

 先生、受かりました!と、笑顔で報告してくる生徒がいる。おめでとう!と笑顔で言おうとする瞬間に、落ちてしまった生徒の悲しみが私の心を引っ張り、私は言葉を見失う。落ちて泣いている生徒が目の前にいるときには、合格している生徒たちの喜びが肩にまとわりつき、慰めの言葉は不自然に妨害されてゆく。あまりにもたくさんの感情がその場には流れすぎていて、私は結局何も言わないまま、背を向けたつもりで一人きりでいることを望んでしまう。

 1年間私がどんなにがんばってきても、最後の締めくくりは、いつもこうなのだ。私はこんな苦しみを味わうために、がんばってきたんじゃない。7年間も同じことの繰り返しだ。苦しくてたまらないんだ。

 わけがわからない。いつまで経っても、言葉は私と仲良くしてくれない。いったん言葉に出してしまうと、言葉はどこか遠くへ行ってしまって、遠くから私の心をかき乱すだけの存在となってしまう。どんなに言葉を尽くしていてもまるでそれは、わがままな女のように私の手をすり抜けて、どこか遠くで、時には私の目の前でさえ、媚を売っては誰かを突き動かしている。手を触れようとしても、手を伸ばしても、いったん離れてしまったらもう、私のところに戻ってくることはない。そして一番大事なときに私から離れようとはせず、私をたったひとりのままに追い込もうとするのだ。全くわけがわからない。

 予備校なんてものは、1年ごとに新しい人間が入ってくるものだが、いつまで経っても、この時期の、この苦しみは変わってはくれない。今の職場に居続けるのなら、また1年後にも、私は同じ苦しみを味わうことになる。いや、それよりも、まだ武蔵野美術大学の合格発表が次に控えているのである。

 私は明日も苦しむことになるのだろう。そして3月2日にも。いっそ感情など死んでしまえ。こんなときに何も感じなくなれるのなら、どれだけ楽になれるのだろう。
posted by 成瀬隆範 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 考える。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美大の小論文 本年度入試出題内容掲載

美術大学受験情報

美大の小論文 多摩美術大学 先の2月10日と16日に実施された学科入試(国語:小論文)の出題内容を記載しました。
posted by 成瀬隆範 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トラックバックスパムと見なす

 昨日書いたの iPod の記事に対してトッラクバックがついたのだが、どう見ても宣伝目的のトラックバックスパムとしか思えないので、削除させていただいた。

 「最安値はココ!」という見出しのついたブログ記事へのトラックバックだったのだが、本文のどこを見ても当サイトへのリンクは張っていないし、当サイトの記事内容を取り上げてもいない。また、ほぼ同じ記事名で2種類別々のサイトからほぼ同時期にトラックバックが来るというのも不自然な話だ。私はトラックバックの機能を、「相手方のサイトで記載されている内容を記事内で取り上げ、リンクを相手方のサイトに張ったときに手軽に通知できる機能」だと思っているので、販売サイトの宣伝目的として当サイトを利用されるのは、不本意である。

 Ace Art Academy 内の Good's というコンテンツは、うわべだけで粗製濫造されたデザインがあまりにも多く、個人的に不愉快に思っていたので、自分が本当に良いと思うデザインの製品だけを集めるつもりで作っているコンテンツだ。デザインの隅々にコンセプトが感じられ、機能美を兼ね備えたスタイリッシュなデザインのものだけを選んでいる。だから、別に流行しているものや売れ筋のものを取り扱っている訳ではない。そこのところを勘違いされては困る。それに、本ブログでは Ace Art Academy 内の更新の告知しかのせていないので、トラックバックしたところで有益な記事内容などほとんど記載されていないはずだ(実際に記載されているのは Ace Art Academy 内である)。

 おそらく、商品紹介系の他ブログでも、同じようなトラックバックスパムが見られることと思う(未確認ではあるが)。以前の「ブログランキング」の件の時のように、ブログコミュニティの中では問題になるやり口となるかもしれない。

 ブログにしろ、BBS にしろ、「手軽に」参加できるとか、「簡単に」作成できるというのは便利さも兼ね備えているが、「手軽」「簡単」な代物というものは、ほぼ運命的にその優れた本質を落としめる危険性を内在させている。BBS での「荒らし」行為、ブログの「トラックバックスパム」行為、全て出現するべくして出現しているものである。それに、内容がない悪口だけの BBS や(悪口に満ちていても、ある種の情報を手に入れられるなら、まだましである)、中身のまるでない更新のためだけにあるようなブログのいかに多いことか(自分のブログが個人の日常のプライベートをのぞき見るという、出羽亀的興味本位で閲覧されているかもしれないといういやらしい事実を、承知の上でやっているのだろうか?少なくとも私は、そういった側面を承知の上で更新を行っているつもりだ。女性が性生活を赤裸々に書き綴ったブログがアクセス数が多いという事実を見てみるがいい。まあ、ああいったコンテンツは、ほぼ間違いなく個人の手によるものではなく業者の手が入っていると思われるのだが)。mixi にしたって、そのような「本質を落としめる危険性」ははらんでいる。mixi 内で「お友達」を増やそうとしてマイミクシイを増やしていった結果、mixi 内での自分のイメージと現実のギャップに苦しんで mixi の使用を停止する人たちが、現実に出ているのだ。

 だからといって、BBS や ブログや mixi の良さは否定されるべきものではない。大事なことは、それぞれのコンテンツがどのような特徴を持ち、どのような優れた本質と、どのような危険性をはらんでいるかをきちんと把握した上で、うまく使い分けることなのだ。特に、BBS(特に 2ch)の本質をわきまえずに、偏った情報に踊らされている人間を結構身近でも見かけるのである。まあ、まだ高校生や高校を卒業したばかりの年齢だから仕方ないか、と思うことにしている。もっとも、日本では「高校を卒業したばかりの年齢」でも、1〜2年経てば成人扱いされてしまうわけだ。そんなんでいいのかな?「ランドセルを背負って喜んでいる幼稚園児」程度のメンタリティしか持っていない自称大人が年々増えている。悲しむべきことだ。
posted by 成瀬隆範 at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月24日

Good's Canon Canoscan LiDE500F 追加

Goods

 Canon Canoscan LiDE500F を追加しました。


Canoscan Lide 500F
posted by 成瀬隆範 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Good's iPod mini 更新

Goods

 23日に発売されたばかりの新 iPod mini の画像とリンクを付け加えました。ゴールドがなくなりました。また、色が少し鮮やかになったような印象です。容量も 6GB に増え、バッテリーも2倍長持ちするようになったとのことです。


E´AE´CE´|E´bE´h
posted by 成瀬隆範 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャズスタンダード "I'll Get By (As Long As I Have You)" 追加

Smoke Stings Studio

 ジャズスタンダード "I'll Get By (As Long As I Have You)" を追加しました。今ではほとんど演奏する人はいないんじゃないかという、とっても古い曲ですが(紹介しているアルバムは1940年くらいの録音だったりします)。
posted by 成瀬隆範 at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

サンヨーの新動画デジカメ

三洋電機、新デジカメのディザー広告を開始(デジカメwatch 2005.2.23)

 RICOH Caplio GR1 の発売を楽しみにしているそんなとき、この SANYO の動画デジカメの発売ときた。実は、SANYO の動画デジカメ Xacti には以前から注目していたものの、その野暮ったいデザインを敬遠してなかなか手が出せなかったのだ。私にとって SANYO は野暮ったいデザインの代名詞的存在なのだが、最近少しずつデザイン力が進歩しているような気がするので、ちょっとこいつには期待したい。それに、たしか SANYO は新潟の地震で工場にかなりの損害を受けていると聞いている。そんな中でのこの新動画デジカメ、どのようなものになるのか。SANYO はかなり早い段階から動画デジカメというコンセプトを打ち出してデジカメ業界の中でも独自の路線を歩んでいたと記憶しているので、そういう意味では注目に値する企業なのだと思っている。優れた一つのコンセプトを守りつつも発展させてゆくことこそ、企業の本道だと個人的には思っているので。この製品が本当に良いものであれば、迷わず買って、少しでも SANYO の手助けをしたいところだ。

 3月1日の製品発売を楽しみに待とうと思う。
posted by 成瀬隆範 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラム「予備校ウェブサイトを見るポイント」

美術大学入試情報

 コラムに「予備校ウェブサイトを見るポイント」を掲載しました。以下はその導入部分です。

「検索によって各美大受験予備校のウェブサイト(ホームページ)に辿り着いたら、様々にリンクを辿っていって、その予備校がどのようなものかを調べる必要があります。このページでは、予備校を選ぶ時に、どのようなポイントを把握しながらウェブサイトを見てゆけばよいのかを、私が予備校を選ぶとしたらどのような箇所に注目するかを箇条書きで挙げていきながら、詳しく説明してゆこうと思います…」

 続きはこちらから。
posted by 成瀬隆範 at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラム「美術大学受験予備校の選び方」

美術大学入試情報

 コラム「美術大学受験予備校の選び方」を追加しました(美術大学受験予備校の選び方については、もっと突っ込んだ内容を別コラムとして次々とアップしてゆく予定です)。以下は、その導入部分。

「美術大学受験をする時には、やはり美術大学受験予備校に通った上で受験を行うのが現実的です。独学でもアートの勉強はできるのですが、道具の使い方や受験する上での暗黙のルールなどは独学では身につけ難いですし、なによりもひとりよがりの作品では、他の人間に対して感銘を与えることはできません。様々な人間の中で創作活動を行い、お互いに競い合い、影響を与えあうことも大切な要素なのですから。

 私自身、普段はとある美術大学受験予備校に勤務をしている身ですが、敢えて特定の予備校に片寄らないような客観的な立場をとり、受験生の立場ではどのように予備校選びをすることが望ましいかを私なりに書いてみようと思います…」

 続きはこちらで。
posted by 成瀬隆範 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

遥かなる

 今日は、武蔵野美術大学の後期学科試験の日です。今日が終われば、私の今年度の仕事の大部分は終了です。

 そういえば、今日は、私が本来生まれる予定の日だったのではなかろうか。2月22日。何をトチ狂ったか、私は出産予定日の2週間後まで生まれなかったようなのだ。で、3月7日が誕生日。あと2週間で、目出たく三十路です。

 三十路の階段の〜ぼる〜(By H2O)

 それはさておき。

 最近は、自分のやるべきことが明確になってきて、すごくうれしいです。Smoke Stings Studio や Ace Art Academy の中で色々やっていけることが、すごく楽しい。今年度1年間は、今後自分が歩んでゆく土台作りをずっとしていたような感じ。昨年までは心の中で定まりきらないものが多くて、テンパってました。2年間ほど、やりたいとも思っていない役柄を演じていなければならなかったし。

 それでもいつだって変わらないのは、生徒たちが心の支えになっていることです。大学4年のときに今の職場に入って、その時から、私は良い方に変わることができたような気がします。加齢とともに、いろいろなものを付け加え、内面を掘り下げてゆくことができたような気がします。だから私は、いつだって生徒たちに「教える」のではなく、「話しかける」ようにしてきました。表立っては出てこない形で色々と支えになっている人たちを「教える」などとは、傲慢でおこがましい態度だと思っています。

 笹沢左保という存在に出会ったことも、大きな出来事でした。生き方や持っている過去などは全然違うのだけれども、それでも、根本的な部分で共感し合えると感じた、初めての存在でした。もうこの世にはいませんし、時代遅れの作家なのかもしれないけれど、笹沢左保という存在を知って、私は自分自身の直感を信じれるようになりました。同時代を生きていた人間の中では、初めて人間性に興味を抱いた存在です。たぶん私は、笹沢左保の書いた小説を、最終的には全て集めてゆくと思います。380册だったっけ?現在、手元にあるのは60冊。やっと6分の1というところですか。

 音楽の世界で自分に一番近いのは、たぶん Mal Waldron です。メロディーでもコード進行でもなく、Mal Waldron の弾くピアノの余韻とリズム感が、まさに私に一番近いのです。正確に言うと、私が考える時のリズムに。Mal Waldron の演奏を流すと、いつだって私は考えすぎてしまうのです。あまりにも深くまで考えすぎるので、軽々しく演奏を聴けないほどです。だから、普段はあまり聴きません。でも、本当に大事なときには、必ず Mal Waldron のピアノ(それもトリオではなく、ソロピアノ)の演奏を聴きたくなるのです。「言葉は音楽、言葉はリズム」と考えられるようになったのも、自分の感覚に最も近いピアノを弾く Mal Waldron に出会えたことが大きいのだと思います。

 でも、笹沢左保も Mal Waldron も、2年くらい前に他界してしまいました。私はひとり取り残されたような気分になって、もう自分の感覚に直接訴えかけてくるものを作り出してくれる人がいなくなってしまったから、自分自身でそれを作り出してゆくしかないことに気づいたのです。そして、2年前の4月から、Smoke Stings Studio がはじまりました。Ace Art Academy がはじまったのは、昨年の2月からです。そして2つのサイトのリニューアルを行ってきた昨年の8月以降、やっと自分の納得のゆく形に近いものができつつあるような気がします。ちょうど卒業論文を書き終わった頃と同じような充実感が、最近沸き起こってきています。

 もっとも、卒業論文は完成してしまっていますが、Smoke Stings Sudio も Ace Art Academy も、おそらく完成に至ることはなく、どんどん変容して発展してゆくべきものなのだと思います。

 たぶん、だからこそうれしいのです。

 どこまでも続いている、まっすぐな道が好きだ。先が見えないほどずうっと向こうまで続いている、まっすぐな道が好きだ。まだまだ先に進める。まだまだ終わらない。そうやってずっと、先に進んでゆくことのできる、まっすぐな道をずっと、歩いて行くのが好きだ。
posted by 成瀬隆範 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブルース "Careless Love" 追加

Smoke Stings Studio

 ジャズ/ブルース歌詞和訳集に "Careless Love" 追加しました。ブルースの歌詞って、つくづく恐ろしいです。
posted by 成瀬隆範 at 10:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

Public Enemy

 仕事場近くの中古CD屋で、Public Enemy の CD を6枚ゲットしました。計6000円也。安い。

 CD を買わなくなって久しい。ほとんどの場合は、レンタルで済ませてしまう。安く済むから、という理由もあるのだけれど、正直なところ 1000 円以上の金額を出すに値すると思える CD がほとんどないのである。それと、iPod(と iTunes)を使うようになったことも大きいのではないだろうかと思う。

 現在、私の iTunes には約600枚7000曲のアルバムが入っている。次から次へとどんどん CD を取り込んでゆくのだが、実際のところ、やっぱり普段聴くアルバムというのは限られてくる(取り込んだアルバムは一応、一度は通して聞いてはいるのだが)。結局、本当に気に入っているアルバムは、たぶん600枚のうちの20枚もないであろう。結局はプレイリストで自分の好みの曲だけを取り出して編集することになる。

 iTunes は非常に便利で、CD を PC に読み込ませれば、自動的にネット上の CD データベースにアクセスして曲情報を引き出してくれる。以前の私は CD を全て MD に録音して1曲1曲律儀に曲名を入力し、MD に貼るラベルもきちんと作成していた。ジャズの CD に至っては、参加ミュージシャンや録音日をラベルに記載していたものだ。しかし、そのような手作業を伴うことにより、ミュージシャンの名前と曲名を、比較的楽に覚えてゆくことができたような気がするのである。ところが iTunes を使用するようになってから、あまり曲名に注意を払わなくなった自分がいることに気づく。あまりにも簡単に曲名が入手できてしまうこととが、その一つの理由になっているのではないか。つまり、苦労して手に入れなかったものに対しては、あまり愛着を感じないのである。

 レコードを聴いていた世代の人は、もっと真剣にレコードとコミュニケーションをとっていたのではないかと思う。入手しにくいレコードを手にしたときの喜び。いつかはすり切れてしまうレコードは、慎重に取り扱ったはずだ。しかし私は、MD に音源を録音していた時代も含めれば、今までに 1500枚以上のアルバムを聴いている計算になるのだが、少しも自分の満足のゆくレベルに達したような気がしない。音楽とコミュニケーションができているという気がしないのである。「言葉は音楽、言葉はリズム」などと言っていても、いっこうに自分の求めているものは手に入っていないような気がするのである。

 一期一会の心境で、あるいは、もっと追いつめられたような心境で音楽に接してみたくなった。そういえば Public Enemy の曲のリリックを、歌詞カードを片手に真剣に聞き取ろうとして躍起になっていた頃もあったのだ。Flavor Flav のラップの聞き取り難さといったら、文字通り筆舌に尽くし難いのだ。そして、実はその Flavor Flav のキャラクターが、個人的には一番好きだったりするのである。
posted by 成瀬隆範 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Good's iPod mini 追加

Goods

 Good's に iPod mini を追加しました。


iPod mini
posted by 成瀬隆範 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月20日

クリスマスソング和訳集 リニューアル

Smoke Stings Studio

クリスマスソング和訳集をリニューアルしました。先にリニューアルしたジャズ/ブルースと同様、著作権が消滅した曲のみを残したため、若干曲数が減っています。
posted by 成瀬隆範 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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