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2005年01月31日

言葉を使うことに、疲れてしまうことがある。

 言葉を使うことに、疲れてしまうことがある。

 ただの空気のふるえと、音と、それが出てしまった瞬間に、自分の意図した意味などは消え去ってしまう。あとは、それを聞いた人がどう解釈するかに任せるしかなくなってしまう。言葉自体に意味はない、ただそれは、空気のふるえなのだが、自分はそれにすがろうとするし、それを使おうとする。言葉は作り上げもするが、壊しもする。攻めることもあれば、守ることもある。

 その両方を捨て去ってただ黙っている時、それが区切ることがなくなることだし、苦しまなくなるときかもしれないが、少なくとも、今はまだそれができない。自分と同じ考えができる人ばかりではないとわかっているのに、それでも自分の気持ちをただの空気のふるえに乗せて出してしまう。一度ふるえてしまった空気を静寂に戻すことはできない。時間が経てばふるえはおさまるのかもしれないが、波だった水面が完全に止まるまで時間がかかるように、それはかなり長い時間になるだろう。

 ふるえは、静を動に変える。動に変われば、どう動いてゆくかは全くわからない。動いてゆく方向に不安を感じるのなら、最初からふるえは作り出さない方がよい。最初からふるえを作り出さない、責任の無い傍観者で、いられたら、どんなに、楽なんだろう。

 …たぶん、通じないのだろう。

 
posted by 成瀬隆範 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 考える。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美術大学実技試験内容 リニューアル

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 美術大学実技試験内容のページをリニューアルしました。興味のある方は、上記バナーよりお入りください。今回は主にレイアウトのリニューアルを行ったので、内容の更新に関しては後日に行います。
posted by 成瀬隆範 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月30日

Ace Art Academy お問い合わせページリニューアル。

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 お問い合わせのフォームページリニューアル。ロゴ Ace Art Academy 各コンテンツより右下の「お問い合わせ」リンクをクリック。
posted by 成瀬隆範 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美術大学併願チェック表 リニューアル

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 各大学併願チェック表のページをリニューアルしました。上記バナーよりお入りください。
posted by 成瀬隆範 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美大入試カレンダー リニューアル

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 入試カレンダーのページをリニューアルしました。上記バナーよりお入りください。

 本ブログの左側に ロゴ Ace Art Academy の各コンテンツごとのバナーを掲載しました。興味のある方はどうぞ。

 ちなみに、現在は ロゴ Ace Art Academy のリニューアルのための HTML打ち込み、アイコンデザインなどに集中しております。なんせ、 ロゴ Ace Art Academy はそろそろ1周年を迎えるもので。
posted by 成瀬隆範 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月29日

通販画材 リニューアル

 ロゴ Ace Art Academy 内の画材掲載コンテンツを通販画材というコンテンツに改めました。現在、こちらは一部の画材しか掲載していませんが、折を見て内容は充実させてゆく予定です。
posted by 成瀬隆範 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

文字デザイン プラスチック カラード U 追加

 文字デザインにプラスチック カラード U を付け加えました。これは、ロゴ Ace Art Academy美術大学リンク集で使用されています。

 現在、ロゴ Ace Art Academy はリニューアル真っ最中です。ロゴ Smoke Stings Studio に関しては基本的にプチ更新路線でいこうかと。

posted by 成瀬隆範 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月27日

トップページ 微妙に変更

 ロゴ Smoke Stings Studio トップページを少し変更しました。関連ウェブサイトの追加が主な変更です。トップページ最下部をご覧ください。

 「自分一人で運営できるサイト」としての ロゴ Smoke Stings Studioロゴ Ace Art Academy のあり方が徐々に見えてきています。本当は ロゴ Ace Art Academy の方は自分一人で管理するべきものではありませんでした。ちょうど1年前くらいにある人たちと話が盛り上がった、ほぼ実現不可能に近いプロジェクトを私が先行してウェブサイトの形で種を蒔いたものです。ただ、現在はやはりそのプロジェクトの実行は様々な理由で不可能に近いので、ロゴ Ace Art Academy は今は私一人の独断場です(実は「2人」という見方もできるのですが)。

 この2つのサイトはうまい具合にフィードバックの関係にあります。例えば、現在 ロゴ Smoke Stings Studioロゴ Ace Art Academy もページデザインの背景は白になっていますが、この白い背景の元になったコンテンツは ロゴ Smoke Stings Studio 内の フェリー写真旅行 でした。そのページデザインを キャラデパのナスさんがほめてくれて、調子に乗った私は ロゴ Ace Art Academy のサイト全体に白バックを採用しました。そして、ロゴ Ace Art Academy で使用された、白いバックに灰色の罫線というスタイルを昨年の夏頃から ロゴ Smoke Stings Studio のコンテンツに徐々に採用をし始め(それまでは灰色の背景でした)、現在は2つの写真コンテンツ()以外は全て白バックになっています。そして今回は、ロゴ Ace Art Academy の各コンテンツのインデックスページに現在の ロゴ Smoke Stings Studio のレイアウトを基本レイアウトとして採用するという流れになっています。

 ロゴ Smoke Stings Studio は自分の内面を表し、ロゴ Ace Art Academy は自分の外面を表すという、ちょうど正反対の関係になっているので、この2つのサイトを交互に更新していると、たった一つのサイトを更新し続けるのでは見えてこないものが見えてくるような気がします。

 と、いうわけで、そろそろ ロゴ Ace Art Academy の1周年に当たるのです。正確は日付けなんて覚えていないけど、2月からの契約でドメインをとってサーバを借りた記憶があるので、多分そろそろです。


(あっ、いつのまにかナスがブログはじめてる…)

posted by 成瀬隆範 at 09:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

美術大学リンクリニューアル

 ロゴ Ace Art Academy美術大学リンクをリニューアルしました。ロゴ Ace Art Academy を来年度までに少しはマシなサイトにする準備が着々と進んでおります。

 最近ブログの更新が少なめなのは、ロゴ Ace Art Academy のリニューアルに力を入れているせいと、琴線に触れるニュースが少ないのと、本ブログ元の Seesaa がリニューアルしてからというものの、私が更新をしようと思っている時間に操作が重くなってしまっているせいです。
posted by 成瀬隆範 at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月26日

アートブックリスト リニューアル

 ロゴ Ace Art Academy の書籍/メディアコンテンツをアートブックリストとしてリニューアルしました。また、各美術大学出版物のリストを追加しました。

 取りあえず今回は多摩美術大学と武蔵野美術大学の出版物のみの掲載となっています。そのうち、他の大学の出版物も付け加えてゆきます。やはり多摩美はしっかりやっているなあ、と今回の各美術大学出版物のページを作成していて思いました。
posted by 成瀬隆範 at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月25日

Good's リニューアル

 ロゴ Ace Art Academyグッドデザインページをリニューアルしました。名前もちょっと変えて "Good's" となりました。

 ついでに、Good's 専用のバナー(88×31)も作りました。そのうち他のサイズのバナーも作りますが、取りあえず当分は 88×31 一つだけにて。ちなみに、ロゴ Ace Art Academy のロゴも微妙に変わっています。

(変化前)ロゴ   (変化後)ロゴ


 
posted by 成瀬隆範 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月24日

文字デザイン プラスチック カラード G 追加

 文字デザインにプラスチック カラード G を付け加えました。これは、ロゴ Ace Art Academy のコンテンツにそのうちアイコンとしてお目見えする予定です。

 ああっ、もう、仕事に行かねば…。
posted by 成瀬隆範 at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月23日

現代の恥ずべき日本文化ではなく

Jポップを世界に (asahi.com 2005.1.22)

(記事概要)
 日本発の「Jポップ」を世界に売り込もう――。日本貿易振興機構(ジェトロ)は、23日からフランス・カンヌで始まる世界最大の音楽見本市「MIDEM(ミデム、音楽著作権国際見本市)」に、国内の音楽業界と共同で初の「ジャパン・パビリオン」を出す。

 美術にしろ、音楽にしろ、日本人が作品を作る際に大きく勘違いしていることがある。それは、外国の真似をした作品を作ってしまうことだ。

 日本人にとっては、外国から入ってきたものの多くは目新しく映り、それが格好良く思えることが多い。とくに、西洋から入ってきたものを日本人はほぼ無条件で受け入れてしまう傾向があるように思える。音楽、美術、服装、食事、ありとあらゆるものが西洋をベースにしたものとなりつつある。しかし、結局日本人は日本人であり、歴史が積み上げてきた文化的感覚というのはかなり深く染み付いており、どれほど西洋の真似をしようと思っていても、それはあくまでもうわべだけの「真似」の範疇にとどまってしまい、西洋文化の本質を把握するにまでは至らないことがほとんどである。日本国内であれば、結局のところほとんどの人が本物の西洋の本質などわかってはいないのでうわべだけの真似でもなんとか通用してしまうものだが、この「日本人が西洋文化に憧れて作った作品」が外国に出て行った時、日本人のつくる作品の稚拙さは露呈してしまう。

 冷静に考えてみてほしい。例えば日本人がアメリカに憧れてアメリカ風の作品を作ったとする。本物の「アメリカ」を知らない多くの日本人たちにはそれが格好良いものとして受け入れられるかもしれないが、いうまでもなく、アメリカ本国には、アメリカでずっと人生を送り、アメリカ文化が心の奥底に染み付いた人たちが満ちあふれているわけである(もちろん、地域や人種、宗教によってそれぞれの文化は異なるわけだが、ここでは話を簡単にするために単純化して考えている)。そんな中に日本人が単なる憧れによって作ったアメリカ風作品を持ち込んだところで、アメリカ人に撮っては稚拙で痛々しいものに映るだけなのだ。

 逆に考えてみよう。例えば、日本に憧れたイギリス人が肉じゃがを作ったとして、それを、日本人はおいしいと思って食べるのだろうか?なかなかうまくできているわよね、とか言いながら異文化の人が作った日本文化の「味」を微笑ましく味わう程度になってしまうのではないだろうか。よくできているけど、やっぱり味付けはまだまだよね、とか心の中で感想を持ちながら(もっとも、最近の化学調味料慣れした舌ではそんな見分けなどつかないかもしれないが)。あるいは、フランス人の職人が作った畳と、日本人の職人が作った畳と、二つ取り出されたら、やっぱり日本人の職人が作った畳の方を選びたくなるのではないだろうか?もっとも、本気で日本文化の本質を知りたいと思い、日本にどっぷり浸かり、前時代的な日本の職人界の中で真剣に生きてきたフランス人がまじめに作った畳なら、日本人の職人の作った畳と遜色ないものができているかもしれないが。

 日本人が作ったもので外国に受け入れられているものの多くは、明らかに日本人としてのアイデンティティを持ち、日本人に特有の感覚が前面に出ているものなのだ(外国で受け入れられているアニメやゲーム、オタク文化は、実はその好例なのである)。ただ単に外国に憧れて「日本人でもここまでできるんだ!」などという自国の文化を不当に貶めるような自虐文化人が作った作品など、決して世界で受け入れられはしない。私の目から見ると、現代日本人が作り出す作品の多くや現代日本文化は、自国の文化を不当に貶め外国を賛美する、稚拙で恥ずべきものである。日本人とは、日本文化とは、日本の美とは、日本の音楽とは、日本の言葉とは、その美しさとはなにかを常に考え、日本人の本質を見抜いた上で、作品を作ってみるがいい。それが外国にはない独自のものであり、技術的にも高度なレベルに達しているのなら、それは間違いなく外国でも受け入れられるはずである。

 「日本のアニメやゲームが世界で評価されている」と、リンク先の記事には書かれている。そしてそれに続いて、「欧米の大手レーベルの曲に満足できない音楽ファンに、日本の音楽が受け入れられる余地がある」(輸出促進課)」と書かれているのだが、勘違いもよいところだ。日本で売れたどんな西洋風の曲よりも、坂本九の「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)がアメリカのチャートで高位にランクインしたのは、なぜだか考えてみるが良い。例えば記事内にあるような、西洋に憧れた人間の作った作品を劣化コピーした森山某の作品などが受け入れられるとも思わない。もっとも、森山某がパクった元作品の作者である徳永某は日本人独特のベタベタとした暗さや繊細さが歌詞や曲調に多分に出ている人なので(ちなみに、悪い意味ではない。私も高校生くらいの時はよく聴いていた)、その意味では可能性はある。しかし、パクリの森山は個人的に好きになれないのである。

 ちなみに、私は日本文化の持つ「暗さ」は現代日本人自身に受け入れられてしかるべきだと思う。近年はむやみやたらに「明るくなければダメなんだ」という風潮があるように思えるが、それは決して文化的に正常なことではない、というのが個人的な感想だ。日本家屋、日本の民謡、物語など様々な日本文化は、明るさ(+)よりも「暗さ(ー)」が基調になっている(「有(+)」よりも「無(0)」に価値をおく場合も多い)。明るさ(+)を際立たせるための「暗さ(ー)」の必要性にもっと注目してもよいのではないか。明るい外に目を向ける(+)ことも必要だが、暗い内側に目を向けて(ー)、「足す(+)のではなくて深めてゆく(ー)」ことが必要な場合も多いのである。

 誤解を承知で書くが、私は愛国心は持っている。それは、第二次世界大戦中で使用されたような愛国心ではなく、純粋に日本文化を賛美し、その優れた本質に敬服する心という意味である。ここでいう日本文化は、外国の文化にすがってアイデンティティを保とうとする、現代の恥ずべき日本文化ではない。日本人が時を重ねてゆく上で千年以上の時を賭けて培ってきた、日本文化の本質の部分である。そしてこれからの時代、その薄れつつある日本文化の優れた本質を、いかにデジタルコンテンツで活かしてゆくかが、実は ロゴ Smoke Stings Studio の最大の課題なのである。

 
posted by 成瀬隆範 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月22日

なんとなく。

 ここのところ、ロゴ Ace Art Academy のサイトをもっと完成させねばならぬ、と思い始めています。やる気になったときにやらないとだらだらと結局はやらないで住ませてしまうので、ロゴ Smoke Stings Studio の更新頻度は少々落ちるかもしれません。と、いうか、既に更新頻度は落ちているのです。

 私はひとつのことを集中してある程度までのレベルに達したら、後はほっぽっといてしまうタイプです。私はそれを「熟成させる期間」と称し、ノータッチ期間の存在を密かに心の中で正当化してしまっています。でも、必ず何らかの形で一度やったものには、また立ち戻るのですが。だから、別にほっぽっといて野放しにはしないのです。

 言い訳言い訳。
 
posted by 成瀬隆範 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月21日

ディスコグラフィー Eagles 追加

 ディスコグラフィーに Eagles 追加しました。

 私自身は、 Eagles というよりも、ドラムスを担当している Don Henry に思い入れがあります。なぜかというと、中学生のときに生まれて初めて買った CD は、 Don Henry の "The End Of The Innocence" だったのです。当時、テレビでは深夜放送された MTV をチェックし、ラジオでは J-Wave を毎日のように聴いて、1年に一回のグラミー賞のテレビ放送を楽しみにしていました。89年だったか、グラミー賞で Don Henry が歌っていたのが、この "The End Of The Innocence" でした。それで、生まれて初めて CD を買ってみようという気になったわけです。買った店も覚えていますよ。杉並区阿佐ヶ谷のアーケード街(パールセンター)の中の家電屋さんでした。たしか肉屋さんの向かい側にあったお店です。今でもあるのかなあ。

 あの頃はちゃんとした CD プレーヤー持ってなくて、PC エンジンっていうゲーム機の CD-ROM に音楽 CD を突っ込んで聴いていました。基本的に PC エンジンはゲーム機だったんですけど、ちゃんと CD を聴く機能がついていました。でも、再生ボタンとか早送りボタンとかは本体についていなかったから、操作は全てテレビ画面で行うんです。そう考えると、今とあんまり変わっていないことやっていたのかも。今の私は、音楽は主に Apple 社の iTunes を介して聴いています。操作は、全て eMac の画面内で済ませていますから。

 PC エンジンの CD-ROM のゲームでは、「バスティール」というシミュレーションゲームが好きでした。近未来のロボット戦略のゲームなんですが、音楽に本物のジャズを使用しているんですよ。いわゆる電子音ではなくて、ジャズミュージシャンにゲームの全ての曲を演奏させて、それをバックに戦略を練るわけです。あの雰囲気が、好きでした。内容的には、兄弟が敵味方に分かれて戦い合うという悲しいものでしたが。

 最近は、全然ゲームをやりません。これにはかなり深い理由(哲学的な理由)があるんですが、今日はなんとなくそんな気分じゃないので、そのことについては、後日書くかもしれません。
posted by 成瀬隆範 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月20日

偽名を考えるとき

 成瀬隆範。ハンドルネームである。現実社会での本名とは、全く関係がない。

 例えばメールアドレスを考えるとき、そこには必ずその人の個性が表れる。全く無意味な文字列を自分の一部とするのは苦痛だ。だからこそ、何か自分という個性につながりのあるものを見つけ出そうとし、そこから発展させて、例えば迷惑メール対策で複雑な文字列を作ってゆく。

 コンピューターの中の世界では、無意味な文字列、つまり表音文字の組み合わせを発展させた形で、顔文字やアスキーアートと呼ばれるものが生み出されている。半角ないしは全角文字で使える範囲であれば、そのような、本来文字列としては全く意味を持たないものが視覚的な意味を持つことも有る。たとえば、|^_^| のように。

 成瀬隆範。私のハンドルネームである。実際、とある人物から借りているものだ。

 インターネット上では、足跡を残さずに動き回ることはほぼ不可能だろう。よほど深いコンピューターと通信関係の知識をもち、ハッカーやスパイウェア、ウィルスの作成者のごとく、見つからないための方策を入念に練りでもしない限りは、必ずどこからかその足跡が辿れてしまう。いや、たとえ見つからないための方策を練ったとして、それが一見自然に見えたとしても、作為には必ず不自然が伴う。その不自然を辿るだけの直感力と根気があれば、いつかは作為など明るみに出てしまうものである。

 成瀬隆範。ハンドルネームも、立派な作為である。いつか、その不自然さに気づく人間が現れることもあるだろう。当面のところは私だけが知っている作為だが、ある種の人たちにとっては簡単にバレてしまう、その程度の作為だ。

 偽るのなら、数字ではなく、ベクトルであるべきだ。計算をするなら、数字を出すのではなく、ベクトルを出すべきだ。失敗する多くの人間は、数的に作為を行う。ベクトルには、誤差が含まれる。失敗しない人間は、数字ではなく、ベクトルに注目することができる。ベクトルは、嘘をつかない。嘘をつくのは、数字である。

 

 
posted by 成瀬隆範 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書籍リスト パース/遠近法関連 追加

 ロゴ Ace Art Academy 書籍リストにパース/遠近法関連のリストを追加しました。冊数は少ないのですけれど…。

 それから、1月21日(金)午前 1:00 - 7:00 に本ブログの提供もと Seesaa がメンテナンスを行うとのことです。サービスが停止されますので、あらかじめご了承ください。詳しくはこちら
posted by 成瀬隆範 at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月19日

できないのなら、いっそ

歌手の水準低くオペラ短縮…新国立劇場「ルル」2幕に(Yahoo! News 2005.1.19)

(記事概要)
 来月から公演予定のオペラが、一部の歌手が芸術的に満足できる水準に達していないことを理由に、予定していた全3幕から全2幕版に急きょ変更され、芸術監督は遺憾の意を示した。

 以前、ウィーン少年合唱団のコンサートを観に行った(正確にはつきあわされた)のですが、ひどい出来でした。いくら子供といっても、コンサート中に歌手が繰り返し咳をしたり、ゆらゆら動いたり、頭を掻いたり、そんなことをするのは許されないのではないかと。ウィーン少年合唱団も地に落ちたものです。もしかしたら、日本の片田舎(小平)のホールでの演奏だったから、完全にナメられていたのかも。だとしたら、芸術の名にすら値しませんね。

 演奏内容も、アフリカのどこかの国の民謡を演奏していましたが、全然リズムがなっていませんでした(楽譜通りには打鳴らされていたのでしょうが)。いかにも白人のしょぼいリズム、って感じのリズムを打鳴らしていて、全然黒人の曲に相応しくない。聴いてて痛々しく感じました。まあ、子供だからこんなもんか、とは思いたくなかったです。一応、彼らのやっていることは、芸術の範疇に入るんでしょうから。もっと高い水準を維持できないのなら、いっそ止めちまった方が「ウィーン少年合唱団」の名に恥じないのでは、と思わせるようなものでした。

 それに比べて、このオペラの芸術監督は誠実だと思います。
posted by 成瀬隆範 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャズファンはわくわくするだろう。

 ジャズファンは要注目。

 オークション:ジャズの巨匠の愛用品出品 NYで来月(毎日新聞 2005.1.19)。

 Dizzy Gillespie の変形トランペット、Charlie Parker のアルトサックス。凄い。こんなことやっちゃうんですね。そういえば、以前高田馬場だか池袋だかのライブハウスで、Mal Waldron の遺品をオークションしてたんじゃなかったっけ?行けなかったけど。

 私は、あんまり有名人や偉人が使った品物には価値を感じないのです。例えば笹沢左保が好きだったとしても、別に笹沢左保の使用した品なんぞは欲しいと思いません。それを持つことによって、笹沢左保を超える作家になれるんだったら、持っていたいと思いますが。でも、そういう自分の実力以外の物に助けられて力をつけたくないかな、本当のところは。

 例えば高価な品や有名人との関わり、高機能の製品なんかを人に見せびらかして「すご〜い」なんて言われて喜ぶとか、どうなんでしょう。あれって、自分が「すご〜い」と言われているわけじゃなくて、本当にすごいのはその見せびらかしている「モノ」なのに、自分が「すご〜い」って言われた気分になって、けっこう鼻高々になっちゃうんでしょう。カワイイといえばカワイイ態度だけど、いい大人がやったらみっともない気もする。

 理解できないのが、「俺、〜(有名人の名前)と同級生だったんだ」なんて言うと、「すご〜い」って言う人。何もすごくない!そんなの、単なる運だろ!って突っ込みを入れたくなる。まあ、社交辞令で言っているのかもしれないけれど。

 私は、自分の実力や人間性に対してだけ、「すごい」って言われたいです。服とか、地位とか、生まれとか、誰と知り合いだとか、どこに勤めているかとか、そんな自分の実力や人間性と関係ないことで判断されたくはないんですけど。金や地位は失われやすいものだし、生まれとか誰と知り合いだとかは見せびらかさなきゃ誰にも知られるもんじゃないし、勤務先だってコネで入ったり血族で重用される奴だっていますから。でも、実力や人間性は簡単に無くなったりしません。肉体や精神が壊れない限り。

 でも、まあ、ジャズを聞く人間としては、見逃せないニュースでした。

 そういえば、Lester Young はツギハギだらけのぼろぼろのサックスしか持ってなくて、それでもそのぼろぼろのサックスを Lester Young が吹いた時の演奏が信じられないくらい素晴らいものだったって話を聞いたことがあります。実力って、そういうのを言うんですよね。
posted by 成瀬隆範 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人物油彩画家 三澤寛志 特集ページ追加

 人物油彩画家 三澤寛志の特集ページに全作品リストデータを追加しました。「詳細データ表示」をクリックすると、別ウィンドウで全作品リストの詳細データが開きます。これで、今回の特集ページ更新については全て終了しました。年末に体調を崩したので、予定を大幅に遅れた更新となってしまいました。本当は年内に終わらせるつもりだったのに…。

 

 
posted by 成瀬隆範 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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